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「ストレスと口の中なんて、関係ないでしょう。」と思いますか? でも、結構関係あるんですよ。ストレスとお口の中は・・。 ストレスを感じるとお口のなかではどんなことが起こるのでしょう。ストレスのある状態になると、交感神経の働きが活発になります。すると、唾液の分泌量が減ってしまいます。 唾液にはいろいろな働きがあります。歯の表面の汚れを洗い流す働き、再石灰化を促し歯を強くする働き、免疫力を高めたり、細菌を殺す働き、活性酸素を減らす働きもあります。 唾液が減ると、虫歯や歯周病が進んでしまうようなお口の中の環境になってしまうのです。 イライラすると無意識のうちにむしゃむしゃ食べてしまったりもします。 それから、これはあまり知られてはいませんが、ストレスが多い人の中には、歯をぐっと噛みしめている人がいます。 ブラキシズムと呼ばれるもので、歯を噛みしめているだけの場合をクレンチング横にぎりぎりずらして噛むのをグラインディング(歯ぎしりのこと)カチカチとリズミカルに歯と歯をかみ合わせるのをタッピングと呼びます。 ほとんどの場合、本人は自分がブラキシズムをしていることに気が付いていません。知らないうちに歯や歯周組織や顎の関節などに強い力がかかっているのです。 ブラキシズムをしていると、歯の神経が刺激に対して敏感になり、冷たいものや、熱いものがしみるようになったりします。 寝ている間に歯が割れてしまい、痛みで目が覚めることもあります。顎の関節が痛くなったり、口が開きにくくなったりすることもあります。 長い間このような強い力が歯にかかり続けると、次第に歯を支える歯槽骨が減ってしまい、きれいに歯をみがいていても歯周病がすすんでしまいます。 このようにストレスはお口の中に様々な影響を与えます。 長いおつき合いの患者さんだと、お口の中を拝見して何かあったかな?と気が付きます。 「最近、何かありましたか?」とお聞きすると 「え!どうしてわかるんですか?実は・・。」 と、いろいろなことをお話して下さいます。あまり辛そうな時は、カウンセリングとして時間をお取りしてじっくりお話を伺うこともあります。 患者さんの歯だけを診るのでなく、人間としてのその方に関わっていきたい。私はそう思っています。 それで心理学を勉強しています。ストレスは解消するのではなく、解決出来るといいですよね。 心の状態がいいと、お口の状態もいいのです。 |
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